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中期経営計画
1.経営方針
(1)誰でも気軽に利用できるパブリックゴルフ場として、県民の余暇活動の充実に貢献すべく、良質なサービスの提供に
努めるとともに、県民の健康増進やスポーツの振興にも寄与する。
(2)ゴルフ場の魅力を更に高めるための環境整備を進める。
(3)継続して安定した経営が図れるよう、利益の確保に努める。
2.経営目標
(1)利用者に満足いただけるサービスの提供
利用者の声やニーズを反映したサービスの提供により利用者満足度の更なる向上を図る。
(2)環境整備の推進
コース整備を徹底するとともに設備・備品を更新することにより、利用者へのサービスの向上を図る。
(3)安定的な利益の確保
利用者に良質なサービスを提供し、安全で快適なゴルフ場を維持していくため、利益の確保に努める。
項目 年間目標 利用者数 18万7百人 売上高 16億1千5百万円 税引前当期純利益 7千1百4十万円 3.事業計画・実施方策
(1)利用者及び利益確保への取組強化
ア ゴルフ場ごとに特色を持たせ、利用者の確保に努める。
・立地条件やコースの特色を考慮しながら利用者の志向を的確に把握し、地元との協力関係を深め、友の会のサービスの
充実により固定客を確保する。
イ 様々な情報媒体の活用や営業宣伝を強化し、利用者の確保に努める。
・インターネットサービスの利便性の向上(一人予約や自社予約システムの利用者の拡大等)に積極的に取り組み、集客
強化を図る。
・ホームページやメールマガジン等によりタイムリーにサービス内容や予約状況の情報を発信し、利用促進を図る。
・来場者や訪問営業先への優待券の配布など、利用者に対する直接的な営業宣伝を行う。
ウ ゴルファーの裾野の拡大等により利用者の確保に努める。
・ゴルフ初心者教室や地域ゴルフ団体と連携したジュニアゴルフ大会の開催などにより、40歳代以下の若年層ゴルファ
ーの裾野の拡大を図る。
・女性限定のゴルフ教室やオープンコンペの開催等により、女性ゴルファーの利用促進を図る。
・乗用カートのフェアウェイ乗入の拡充や前方ティの設置など、利用者の高齢化に対応した各種サービスを充実すること
により、シニア層ゴルファーの利用者を継続して確保する。
エ 洗練されたクラブハウスのPRやレストランメニューの充実などにより、利用者や売上の増加を図る。
・大麻生ゴルフ場と吉見ゴルフ場のクラブハウスの洗練された雰囲気を積極的にPRし、利用者の増加を図る。
・季節や年齢・性別等に応じ、各ゴルフ場ごとに特色あるレストランメニューを提供し、売上の増加を図る。
オ 人材配置の適正化や自社予約システムによる利用者の拡大を促進し、コスト削減を継続する。
・業務の効率化や繁閑に応じた臨時社員等の配置の適正化などにより、コスト削減を継続していく。
・自社予約システムによる利用者を拡大することにより、他社予約システムへの送客手数料を縮減する。
(2)安全・快適な施設の管理運営
ア 安全・快適に利用できるよう施設・設備の日常点検を徹底するとともに、利用者の満足度の向上に資する設備や備品の
更新などによりサービスの向上を図る。
イ 利用者から高評価のコース環境を維持するとともに、コース管理の工夫などにより快適で魅力的なプレー環境の向上を
図る。
ウ 室内換気や手指消毒、従業員のマスク着用等を徹底し、新型コロナウイルス感染症防止対策を当面の間継続していく。
(3)従業員の接遇・応対能力の向上
従業員の社内教育を実施し、インターネット予約サイトなどを通じて、利用者の声や感想の把握に努め、接遇やサービ
スの向上に生かしていく。
(4)県民の健康増進やスポーツ振興に対する寄与
ア 県の健康増進事業に参画し、県民の健康増進に寄与する。
イ ゴルフ教室等により若年層の裾野の拡大や女性への普及促進を図り、スポーツ振興に寄与する。
(5)危機管理体制等の向上
温暖化の影響により、従来に比べて台風や降雪、線状降水帯の発生等による災害リスクが高まっている。このため、損
害や損失を最小限にするために県内関係機関等と連携し、危機管理体制等の向上に努める。
4.収支計画(千円)
5年度 6年度 7年度 売上高 1,626,300 1,623,900 1,614,700 営業費用 1,554,500 1,552,200 1,543,400 営業利益 71,800 71,700 71,300 営業外収益 100 100 100 経常利益 71,900 71,800 71,400 特別損失 0 0 0 税引前当期純利益 71,900 71,800 71,400 2023年8月1日